ホンダ「シビックタイプR」は、2022年に登場したFL5型が現行モデルとして継続販売されています。
2025年1月には「RACING BLACK Package」が追加され、内外装の質感向上や没入感あるドライビング空間が注目を集めています。
この記事では、最新スペック・価格・セルフ見積もり方法から、普段使いの実力や中古車選びで後悔しないためのチェックポイントまで詳しく解説します。
- シビックタイプR 2025年モデルの最新情報と価格帯
- 普段使いや中古購入での注意点と選び方
- 次期型モデルや電動化の動向と登場時期の予想
2025年モデルのシビックタイプRはどう進化した?
2025年モデルのホンダ・シビックタイプR(FL5型)は、2022年に登場したベースモデルから大きな変更はないものの、新グレード「RACING BLACK Package」の追加によって、質感と没入感がさらに高まりました。
走行性能・デザイン・快適性のバランスが見直されており、日常使いとサーキット性能を両立した最新ホットハッチとして、依然として高い人気を誇っています。
✅ FL5型 2025年モデルの進化ポイントまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
モデル | FL5型(2022年デビュー)継続販売 |
新グレード | RACING BLACK Package(2025年1月追加) |
エンジン | 2.0L VTEC TURBO(最高出力330PS) |
価格帯 | 約499万円〜599万円(消費税込) |
特筆ポイント | 内外装のブラック化・より没入感のあるドライビング空間 |
🔧 エクステリアの進化:ロー&ワイドを強調
2025年モデルでも引き続き、空力性能を重視したロー&ワイドなフォルムが採用されています。
特にRACING BLACK Packageでは、ブラックアクセントの専用ホイールやウイングが存在感を際立たせます。
💡 インテリアの進化:ドライバー中心の集中空間
FL5型最大の魅力である「運転に没入できる空間」がさらに進化。アルカンターラ素材やブラックルーフライナーを採用し、スポーツカーらしい緊張感と上質さを両立しています。
🚗 走行性能は健在:FF最速記録を維持
FL5型はニュルブルクリンクでFF車最速タイムを更新した実績を持つモデルであり、パワー・剛性・空力のトータルバランスが極めて優れています。
サーキット性能を維持しながらも街乗りでの扱いやすさも考慮されており、「実用的なスポーツカー」として高く評価されています。
シビックタイプRの主要スペックと性能評価
シビックタイプR(FL5型)は、「走りの喜び」を追求したFF最速モデルとして、多くのスポーツカーファンから支持されています。
2025年モデルもパワートレインや制御技術は継続採用されており、最新のテクノロジーと伝統の6速MTの融合が最大の魅力です。
📝 シビックタイプR FL5型の主要スペック一覧
スペック項目 | 詳細 |
---|---|
エンジン形式 | 2.0L VTEC TURBO(直列4気筒DOHC) |
最高出力 | 243kW(330PS)/6,500rpm |
最大トルク | 420Nm(42.8kgm)/2,600-4,000rpm |
トランスミッション | 6速マニュアル(リバースロック付き) |
駆動方式 | FF(前輪駆動) |
燃費(WLTCモード) | 10.5km/L(参考値) |
ボディサイズ | 全長4,595mm×全幅1,890mm×全高1,405mm |
🔥 パワー&トルク:歴代最強330馬力
FL5型は、歴代タイプRの中でも最大の出力とトルクを誇り、加速・中間加速ともに圧倒的なパフォーマンスを実現しています。
さらに、レスポンス性の向上やターボラグの低減にも成功し、公道でも扱いやすいフィーリングが魅力です。
⚙ トランスミッション:こだわりの6速MT
ホンダはあえてCVTやDCTを採用せず、6速マニュアルにこだわっています。
レブマッチ機能(自動ブリッピング)も搭載され、ヒールアンドトゥが苦手なドライバーでもスムーズなシフトダウンが可能です。
🛡 安全性能:Honda SENSING 標準装備
スポーツカーでありながら、先進運転支援「Honda SENSING」を全車標準装備しており、衝突軽減ブレーキ・ACC・LKASなどが備わっています。
高性能でありながら、家族でのドライブや通勤でも安心して使えるのがFL5型の大きな強みです。
新車価格とセルフ見積もり方法
シビックタイプR(FL5型)の2025年モデルは、2022年発売当初から価格改定が行われ、現在の新車価格は約499万円〜599万円となっています。
また、Honda公式サイトの「セルフ見積もり機能」を使えば、自分に合った仕様・オプションを簡単にシミュレーションできます。
💰 シビックタイプRの価格帯(2025年モデル)
モデル | 税込メーカー希望小売価格 |
---|---|
シビックタイプR(ベースグレード) | 4,997,300円 |
RACING BLACK Package | 5,998,300円 |
🛠 セルフ見積もり機能の使い方ガイド
- Honda公式サイト(https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/)にアクセス
- メニューから「セルフ見積り」を選択
- グレード・カラー・アクセサリー・保険などを選んで金額確認
- PDF保存や印刷も可能。商談前のシミュレーションに最適!
公式セルフ見積もりはディーラーに行かずとも、正確な購入費用が事前に把握できる便利ツールです。

▲ Honda公式「セルフ見積もり」画面イメージ(出典:Honda公式サイト)
📌 オプションで価格が大きく変動するポイント
- カラーオプション:プレミアムクリスタルブルーなどは追加費用あり
- 純正ナビ&Honda CONNECT:標準装備だが、アップグレード選択肢あり
- ETC2.0・ドライブレコーダー:取り付け費含めて費用加算
こうしたオプション選定によって、総額は+30万〜50万円程度増えるケースもあります。
シビックタイプRは普段使いに向いているか?
「スポーツカー=実用性がない」と思われがちですが、シビックタイプR(FL5型)は日常使いにも対応した万能スポーツカーです。
ここでは実際のユーザー評価やボディサイズ、収納性、乗り心地などから、通勤・街乗り・買い物といった普段使いの適性を検証します。
🚶♂️ 街乗りや通勤にもストレスなし
FL5型の全長は4,595mmと中型サイズで、国産Cセグメントハッチバックと同等レベルの取り回しを実現。
最小回転半径は約5.9mとやや広めですが、視界が良好でバックモニター・センサーも標準装備されているため、街乗りでも扱いやすいのが特長です。
📦 ラゲッジスペース・収納力の実力
後部座席を倒すことで、最大約1,212Lの荷室容量が確保できるFL5型。
ベビーカーやゴルフバッグも積載可能で、2人〜3人での買い物や旅行にも対応できます。
🆚 普段使い性能|CIVIC TYPE R vs 他スポーツモデル比較
モデル | 乗り心地 | 荷室容量 | 燃費(WLTC) |
---|---|---|---|
CIVIC TYPE R(FL5) | ◎ 街乗りOK(可変ダンパー装備) | ~1,212L(シート倒し時) | 10.5km/L |
GRヤリス | ○ 固めでスポーティ | ~914L | 13.6km/L |
スバルWRX S4 | ◎ 快適性重視の設定 | ~1,100L程度 | 11.2km/L |
🔈 静粛性・乗り心地も十分な快適性
スポーツカーとしては遮音材が多く使われており、高速道路でのノイズも比較的抑えられています。
「コンフォートモード」では足回りがソフトになり、普段の買い物や送迎も快適に行えます。
👨👩👧👦 ファミリーユースも可能
リアシートにはチャイルドシート対応のISOFIXを装備し、安全性にも配慮。
4ドアハッチバックという形状もあり、「家族がいても乗れるスポーツカー」として実用性の高い選択肢です。
後悔しないための中古シビックタイプR選び
シビックタイプR(FL5型)の新車注文は一時停止中であることから、中古市場への注目が高まっています。
しかし、スポーツカーの中古購入にはリスクも潜んでいます。「状態が悪い」「相場より高い」「事故車だった」などで後悔しないよう、正しい見極めが重要です。
📈 中古市場の価格推移と傾向
FL5型の中古価格は2025年時点で600万円〜700万円と、新車価格を上回るケースも多数見られます。
人気カラー(チャンピオンシップホワイト)や走行距離1万km以下の車両は特に高騰しており、プレミア価格化しています。
💰 FL5型 中古車価格の目安(2025年現在)
年式 | 走行距離 | 参考価格帯 |
---|---|---|
2022年式(初期型) | 10,000〜20,000km | 580〜640万円 |
2023〜2024年式 | 5,000〜15,000km | 620〜690万円 |
2025年式(RACING BLACK) | 〜5,000km | 680〜750万円 |
🔍 購入前にチェックすべきポイント
- 車両の整備記録(点検整備記録簿)が残っているか
- クラッチ・タイヤ・ブレーキの消耗状態(走行距離に比例)
- 事故歴・修復歴の有無は必ず確認(できれば第三者機関の鑑定書付き)
- 純正パーツの有無(マフラー・ホイール等が社外品か)
🛡 購入後のトラブルを防ぐには?
ディーラー系の中古車センター(Honda U-Selectなど)では、保証・整備済み・認定車などの安心材料が揃っています。
価格が多少高くても、総合的に「安心を買う」ことが、中古車選びで後悔しない最大のポイントです。
次期型シビックタイプRは2026年登場するのか?
現行FL5型の人気は依然として高く、2025年時点でも新車注文が一時停止されるほどの受注状況です。
しかしその一方で、次期型(FL6型?)の登場時期や内容についての関心が急速に高まっています。
ここでは、モデルチェンジのサイクル、電動化の動向、今後の予想スペックなど、最新の可能性を徹底考察します。
📅 モデルサイクルから読み解く次期型の登場時期
ホンダの歴代シビックタイプRシリーズは、以下のような周期でモデルチェンジされてきました:
📊 歴代シビックタイプRのモデルチェンジ年表
モデル | 発売年 | モデル周期 |
---|---|---|
FD2(8代目) | 2007年 | 約6年 |
FK8(10代目) | 2017年 | 約5年 |
FL5(11代目) | 2022年 | ?(継続販売中) |
この流れから予測すると、次期型の発表は2026〜2027年頃になる可能性が高いと考えられます。
⚡ 電動化はどうなる?純ガソリンエンジンの行方
FL5型は、6速MT&純ガソリンエンジンを搭載した最後のタイプRになる可能性があると噂されています。
ホンダは2030年までに主要モデルを電動化(EV/HEV)すると発表しており、次期型にはハイブリッドまたはEV化の可能性が否定できません。
これにより、「最後のピュアタイプRを買いたい」という需要がFL5の中古価格を押し上げているともいえます。
🚀 次期型に期待される進化ポイント
- ハイブリッドorEVパワートレインへの移行(噂段階)
- 電子制御デバイスの進化(可変トルク配分・高度な走行支援)
- カーボン素材など軽量化の促進
- デジタルインターフェースの刷新(次世代コネクト技術)
現時点では公式発表はありませんが、次期型の情報を追いかける意味でもFL5型の今の価値を理解しておくことが重要です。
シビックタイプr新型2025・中古・普段使いのまとめ
2025年モデルのシビックタイプR(FL5型)は、スポーツ性能と実用性を高次元で両立した名車として、今なお高い人気を誇っています。
RACING BLACK Packageの登場や、セルフ見積もり機能の充実、中古車市場での価格高騰など、購入を検討するうえで知っておくべきポイントは多岐に渡ります。
📌 記事でわかったことまとめ
- 2025年モデルはFL5型継続販売+限定RACING BLACK登場
- スペックは歴代最強クラス、普段使いも十分に対応
- 見積もりはHonda公式サイトで簡単に試算可能
- 中古車価格はプレミア化傾向。状態と保証を要確認
- 次期型(FL6?)は2026年以降に登場の可能性大
🚀 今後の選択肢とアクション
新車購入を検討している方は、販売再開時の情報をHonda公式サイトでこまめにチェックするのがおすすめです。
一方、中古車を狙う方は「認定中古車」や「保証付き車両」を中心に探し、できれば試乗・実車確認をしてから契約するようにしましょう。
最後の純ガソリン×MTのCIVIC TYPE Rになる可能性もあるFL5型。
購入タイミングを逃さないよう、ぜひこの記事を参考に後悔のない選択をしてください。
- 2025年モデルはFL5型を継続販売中
- 限定仕様RACING BLACK Packageが追加
- 最高出力330PSの2.0L VTECターボ搭載
- 普段使いにも対応した快適性と収納性
- 中古車市場ではプレミア価格化が進行
- 認定中古車の選定で後悔リスクを回避
- 次期型は2026〜2027年登場の可能性大
- 今後は電動化(HEV/EV)への移行も予想
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